2009年 12月 09日
玉竹(ギョクチク) |
昨日の「猴頭菇花膠湯(はうたうくーふぁーかーうとーん)」に含まれていた漢方食材の一つ、
「玉竹(ギョクチク)」です。
香港でも「玉竹(よっくちょっく)」となり、同じ字を書きます。
でも、この生薬は、いくつか別名があるらしく、
図鑑で調べていたら、写真はどう見ても「玉竹」なのに、名前が「萎蕤(イズイ)」(難しい字!)とあるので、「??」と思いましたが、どうやら全く同じもののようでした。
他にも「肥玉竹」「葳蕤」といった名前があるようです。
ユリ科の「アマドコロ 」という植物の根茎を乾燥させたものです。
完全に乾燥しているというより、少しだけしっとりしています。
作用としては、肺を潤すので、乾燥した今の季節には適しています。
また、乾いた咳や、喉の渇き、空腹感にも効くそうです。
滋養強壮としての作用はおだやかなので、使うときは少したっぷりめに使うようです。
少し甘みがあるので、スープに使えば、薬効だけではなく味にも貢献します。
「猴頭菇花膠湯(はうたうくーふぁーかーうとーん)」には棗などの甘い素材が入っていない
のに、スープにほのかな甘みが出ていたのは、この玉竹が入っていたからなのかも
しれません。
(少しですが、竜眼が入っていたこともきっと要因ですね)
実は、以前に作った「霊芝養顔湯(れんちーよんがーんとーん)」のところでもすでに
この漢方食材は登場していました。
「玉竹」はちょっと手に入りにくいものですが、薬効と味と両方が得られるので、
スープにふさわしい漢方食材だと思います。
にほんブログ村
「玉竹(ギョクチク)」です。
香港でも「玉竹(よっくちょっく)」となり、同じ字を書きます。
でも、この生薬は、いくつか別名があるらしく、
図鑑で調べていたら、写真はどう見ても「玉竹」なのに、名前が「萎蕤(イズイ)」(難しい字!)とあるので、「??」と思いましたが、どうやら全く同じもののようでした。
他にも「肥玉竹」「葳蕤」といった名前があるようです。
ユリ科の「アマドコロ 」という植物の根茎を乾燥させたものです。
完全に乾燥しているというより、少しだけしっとりしています。
作用としては、肺を潤すので、乾燥した今の季節には適しています。
また、乾いた咳や、喉の渇き、空腹感にも効くそうです。
滋養強壮としての作用はおだやかなので、使うときは少したっぷりめに使うようです。
少し甘みがあるので、スープに使えば、薬効だけではなく味にも貢献します。
「猴頭菇花膠湯(はうたうくーふぁーかーうとーん)」には棗などの甘い素材が入っていない
のに、スープにほのかな甘みが出ていたのは、この玉竹が入っていたからなのかも
しれません。
(少しですが、竜眼が入っていたこともきっと要因ですね)
実は、以前に作った「霊芝養顔湯(れんちーよんがーんとーん)」のところでもすでに
この漢方食材は登場していました。
「玉竹」はちょっと手に入りにくいものですが、薬効と味と両方が得られるので、
スープにふさわしい漢方食材だと思います。
にほんブログ村
by chaboka
| 2009-12-09 23:39
| 食材