2009年 12月 30日
「涼茶(りょんちゃー)」というもの【香港事情】 |
香港スープのことを調べていると、だんだんスープ以外のものもスープと密接な関係にあることがわかってきます。
例えばそれは「涼茶(りょんちゃー)」というもの。
「涼茶」は冷たいお茶のことではなく、漢方茶のことなのですが、香港では特に
「体にたまった熱を取り去るために」
飲むお茶が多いので、漢方茶を総称して「涼茶」とよぶようです。
chiakiさんからいただいた資料(上記写真)にも、スープと並んで涼茶について書かれていましたので、やはり両者は香港人の生活に欠かせない飲み物という意味でもかなり近い存在のものであると思いました。
街のいたるところにある伝統的な漢方茶スタンドは、「涼茶舗(りょんちゃーぽう)」
といいます。
漢方茶ですから、食事時にゆっくり味わって飲むスープよりもさらに手軽です。
街角にあるスタンドに立ち寄って、クイっと一杯飲めば、体調を整えたり、風邪予防をしたりすることができるというわけです。
涼茶には、次のようなものがあります。
・菊花茶(ごっふぁーちゃー)→解毒作用。眼精疲労にも。
・五花茶(んーふぁーちゃー)→解毒作用。
・金銀花茶(かむがんふぁーちゃー)→解毒、利尿作用。
・酸梅湯(しゅんむーいとーん)→食欲増進、消化促進。
・二十四味(やーせいめい)→免疫力を高める。整腸と利尿作用もあり。
・感冒茶(がんもうちゃー)→風邪をひいたときに。
以前に「煎じ薬パック」のことを少しご紹介しましたが、同じような煎じ薬が、もっと手軽に、
街角ですぐ飲めるような状態で売られている、と考えればわかりやすいかもしれません。
香港に滞在していたときは、この「涼茶」というものは、いつどんなときに飲むものなのか、
またその効果はどんなものなのかがよくわかっていなかったので、ほとんど飲んだことがありませんでした。
いかにも見た目が苦そうな感じもしましたし・・。
でも、スープやデザートと同じように、体調を整え、風邪を予防したりするものであるなら、
今度行く機会があったら、ぜひ試してみたいものだと思っています。
★お知らせ
今年の更新は、今日でおしまいです。
みなさま、どうぞよいお年を!!
来年もどうぞよろしくお願いします。
次の更新は、おそらく1月5日以降になると思います。
にほんブログ村
例えばそれは「涼茶(りょんちゃー)」というもの。
「涼茶」は冷たいお茶のことではなく、漢方茶のことなのですが、香港では特に
「体にたまった熱を取り去るために」
飲むお茶が多いので、漢方茶を総称して「涼茶」とよぶようです。
chiakiさんからいただいた資料(上記写真)にも、スープと並んで涼茶について書かれていましたので、やはり両者は香港人の生活に欠かせない飲み物という意味でもかなり近い存在のものであると思いました。
街のいたるところにある伝統的な漢方茶スタンドは、「涼茶舗(りょんちゃーぽう)」
といいます。
漢方茶ですから、食事時にゆっくり味わって飲むスープよりもさらに手軽です。
街角にあるスタンドに立ち寄って、クイっと一杯飲めば、体調を整えたり、風邪予防をしたりすることができるというわけです。
涼茶には、次のようなものがあります。
・菊花茶(ごっふぁーちゃー)→解毒作用。眼精疲労にも。
・五花茶(んーふぁーちゃー)→解毒作用。
・金銀花茶(かむがんふぁーちゃー)→解毒、利尿作用。
・酸梅湯(しゅんむーいとーん)→食欲増進、消化促進。
・二十四味(やーせいめい)→免疫力を高める。整腸と利尿作用もあり。
・感冒茶(がんもうちゃー)→風邪をひいたときに。
以前に「煎じ薬パック」のことを少しご紹介しましたが、同じような煎じ薬が、もっと手軽に、
街角ですぐ飲めるような状態で売られている、と考えればわかりやすいかもしれません。
香港に滞在していたときは、この「涼茶」というものは、いつどんなときに飲むものなのか、
またその効果はどんなものなのかがよくわかっていなかったので、ほとんど飲んだことがありませんでした。
いかにも見た目が苦そうな感じもしましたし・・。
でも、スープやデザートと同じように、体調を整え、風邪を予防したりするものであるなら、
今度行く機会があったら、ぜひ試してみたいものだと思っています。
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みなさま、どうぞよいお年を!!
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by chaboka
| 2009-12-30 23:40
| 香港スープって?