2010年 01月 12日
モミジと冬菇の蒸しスープ |
以前に冬菇(どんこ)のことを書いた時に、
「あるもの」が手に入り次第作ります、なんて予告してしまったものの、
これが思いのほかなかなか手に入らなかったのです。
それは、鶏の足、いわゆる「モミジ」という部位です。
近所の鶏肉屋さんで聞くと、
「そういうものは今みんなラーメン屋さんに直接行ってしまうので、
ウチに入ってくる時点でもうモミジは取り除いてあるんですよ。
予約していただければ入りますが、1kg単位からになってしまいます」
ということで最低1kgではちょっと多いなあ、とひるんでしまいました。
その後、アジア食品のスーパーで見つけたのですが、冷凍になっており、
しかもかなりの大袋。
それでも手にとりかけたけど、せっかく作るなら、やはり冷凍じゃないものがいいな、
と思いなおし。
昨日少し離れたところにある鶏肉屋さんで聞くと、キロ単位ではなく、本数単位でも
注文できるとのことだったので、すぐさま8本お願いし、今日受け取りに行ったのでした。
ということで、懸案の「モミジと冬菇の蒸しスープ」をようやく作ることにします。
香港では「鳳爪燉花菇(ふぉんちゃーうだんふぁーくー)」です。
「鳳爪」は鶏の足(つまりモミジ)、「燉」は容器に入れて二重にして蒸すという調理法、
「花菇」は冬菇の上等なもののことです。
(参考にしたのは、香港のレシピ本ミセス・フォンのシリーズ)
ところで、モミジを購入したのは初めてですが、袋から出してみて、足だけではなく、
けっこう根元の部分まで入っているのでちょっと驚きました。
下処理として、爪をはさみで切り、脚が長すぎるので半分に切りました。
そして、いつものように肉は必ずさっと下茹でをします。
冬菇は水に浸して、石づきを取ります。
深めの器に水を入れ、モミジ、冬菇を入れ、しょうがのスライスと日本酒、
塩少々を入れます。
中身が蒸発しすぎないように、キッチンペーパーをでフタをしました。
中華なべの中に金属の台を置いてその上に上記の器を置いて、蓋をして強火で
蒸すこと1時間強。
蓋を取ると、冬菇のいい香りが漂います。
褐色のクリアなスープができあがりました。
モミジを下茹でしたときに、ちょっと臭みがあったので、スープが臭みなく
仕上がるのかどうか少し心配でしたが、しょうがが臭みを消してくれていたし、
冬菇からも香りのよい濃いダシが出て、おいしいスープになりました。
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「あるもの」が手に入り次第作ります、なんて予告してしまったものの、
これが思いのほかなかなか手に入らなかったのです。
それは、鶏の足、いわゆる「モミジ」という部位です。
近所の鶏肉屋さんで聞くと、
「そういうものは今みんなラーメン屋さんに直接行ってしまうので、
ウチに入ってくる時点でもうモミジは取り除いてあるんですよ。
予約していただければ入りますが、1kg単位からになってしまいます」
ということで最低1kgではちょっと多いなあ、とひるんでしまいました。
その後、アジア食品のスーパーで見つけたのですが、冷凍になっており、
しかもかなりの大袋。
それでも手にとりかけたけど、せっかく作るなら、やはり冷凍じゃないものがいいな、
と思いなおし。
昨日少し離れたところにある鶏肉屋さんで聞くと、キロ単位ではなく、本数単位でも
注文できるとのことだったので、すぐさま8本お願いし、今日受け取りに行ったのでした。
ということで、懸案の「モミジと冬菇の蒸しスープ」をようやく作ることにします。
香港では「鳳爪燉花菇(ふぉんちゃーうだんふぁーくー)」です。
「鳳爪」は鶏の足(つまりモミジ)、「燉」は容器に入れて二重にして蒸すという調理法、
「花菇」は冬菇の上等なもののことです。
(参考にしたのは、香港のレシピ本ミセス・フォンのシリーズ)
ところで、モミジを購入したのは初めてですが、袋から出してみて、足だけではなく、
けっこう根元の部分まで入っているのでちょっと驚きました。
下処理として、爪をはさみで切り、脚が長すぎるので半分に切りました。
そして、いつものように肉は必ずさっと下茹でをします。
冬菇は水に浸して、石づきを取ります。
深めの器に水を入れ、モミジ、冬菇を入れ、しょうがのスライスと日本酒、
塩少々を入れます。
中身が蒸発しすぎないように、キッチンペーパーをでフタをしました。
中華なべの中に金属の台を置いてその上に上記の器を置いて、蓋をして強火で
蒸すこと1時間強。
蓋を取ると、冬菇のいい香りが漂います。
褐色のクリアなスープができあがりました。
モミジを下茹でしたときに、ちょっと臭みがあったので、スープが臭みなく
仕上がるのかどうか少し心配でしたが、しょうがが臭みを消してくれていたし、
冬菇からも香りのよい濃いダシが出て、おいしいスープになりました。
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by chaboka
| 2010-01-12 23:27
| 四季を通じて飲めるスープ