2013年 09月 30日
四神湯(せいさんとーん) |
台湾旅行のおみやげに「四神湯」という
漢方スープのパックを知り合いからもらったので、
これでスープを作ってみることにします。
台湾でも香港のようにこうしてスープ用の漢方食材がパックで
売られているのですね。中国語読みだと「すーしぇんたん」ですね。
入っているものは、薏苡仁(ハトムギ)、淮山(わいさん=ヤマイモ)、蓮子(ハスの実)、
芡實(ケンジツ)、当帰(トウキ)です。
しかし、どうやら調べてみると当帰ではなく「茯苓(ブクリョウ)」を使い、あとは同じく
淮山、芡實、蓮子の計4種で「四神湯」としているものもあるようです。
今回のものは、4種にさらに薏苡仁(ハトムギ)が加わった形になっています。
「当帰」と「茯苓」は少し作用が違うようですが、どちらも血のめぐりをよくするという
点では作用が似ている生薬のようです。
さて、組み合わせる肉は、今回も豚のスペアリブにして、前もって塩麹に
漬け込んでおきました。
それから、この漢方食材は50度洗いをしてから、水に入れ、沸騰したら
スペアリブも加えて、コトコトと3時間。最後に塩で味を調整します。
「四神湯」は、主に胃腸の調子を整える効果があるとのこと。
ハトムギが入っているので、体の熱を取る作用もあって夏向きスープ
のような気もしますが、身体を温める当帰が入っているのでそこでバランスが
取れているのかもしれません。
このスープ、煮込んでいるときからちょっと漢方らしい香りがただよって
来て、久しぶりに何か特別なスープを作っている気分になりました。
でもできあがったスープはそれほど味にクセもなく、飲みやすいスープでした。
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漢方スープのパックを知り合いからもらったので、
これでスープを作ってみることにします。
台湾でも香港のようにこうしてスープ用の漢方食材がパックで
売られているのですね。中国語読みだと「すーしぇんたん」ですね。
入っているものは、薏苡仁(ハトムギ)、淮山(わいさん=ヤマイモ)、蓮子(ハスの実)、
芡實(ケンジツ)、当帰(トウキ)です。
しかし、どうやら調べてみると当帰ではなく「茯苓(ブクリョウ)」を使い、あとは同じく
淮山、芡實、蓮子の計4種で「四神湯」としているものもあるようです。
今回のものは、4種にさらに薏苡仁(ハトムギ)が加わった形になっています。
「当帰」と「茯苓」は少し作用が違うようですが、どちらも血のめぐりをよくするという
点では作用が似ている生薬のようです。
さて、組み合わせる肉は、今回も豚のスペアリブにして、前もって塩麹に
漬け込んでおきました。
それから、この漢方食材は50度洗いをしてから、水に入れ、沸騰したら
スペアリブも加えて、コトコトと3時間。最後に塩で味を調整します。
「四神湯」は、主に胃腸の調子を整える効果があるとのこと。
ハトムギが入っているので、体の熱を取る作用もあって夏向きスープ
のような気もしますが、身体を温める当帰が入っているのでそこでバランスが
取れているのかもしれません。
このスープ、煮込んでいるときからちょっと漢方らしい香りがただよって
来て、久しぶりに何か特別なスープを作っている気分になりました。
でもできあがったスープはそれほど味にクセもなく、飲みやすいスープでした。
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by chaboka
| 2013-09-30 23:53
| 秋~冬のスープ