2010年 03月 27日
「おいしさ」の基準 |
おいしいものって、
最初に口に入れたときのインパクトが大事ですよね。
グルメ番組なんかでも、まず一口食べたときに「おいしい~!」
とコメントが出るのがお決まりですし。
でも・・・
香港スープ、とくに家庭で作るスープは、必ずしも一口目で
「おいしい~!」と感じるわけではないという気がします。
作りたてのスープの場合、
一口目・・あれ?ちょっと味が薄かったかな、と思うことがしばしば。
でも、二口、三口・・と飲んでいき・・
さらさらしたスープが舌の表面の細胞の隅々まで、
そして口の中のあらゆる場所に行き渡った頃に、はじめて
「あ~、これ、おいしい!」
となるような気がします。
でも、そのあとは、なぜか手が止まらなくなります。
「あ~、おいしい、おいしい」とレンゲを口に続けて運んでいき、
しまいには、おかわりすらしたくなります。
レストランで出すスープやその他の料理は、こんなほんわかした
味では、お客さんの味覚にインパクトを与えることはできない
でしょうね。
だから、もっとはっきりした味のものが必要なのでしょう。
ファストフードのような店なら、なおさらです。
一口食べて(飲んで)それがぼんやりした味だったら、
「この店、だめ」となってしまう可能性すらあります。
というわけで、これまでは、料理は最初に食べたときに、
その「おいしさ」を判断するべきもの、というのが、
あたりまえのことだと思っていたのですが、
(というよりそれすら意識したこともなかったかもしれません)
必ずしもそればかりではないと思うようになりました。
一口目でインパクトがある味というのも、もちろん食べる
楽しみにつながるすばらしいものだと思います。
でも、一口目では、ぱっとはわからないくらいの穏やかな味、
飲めば飲むほど滋味を感じるもの・・
そういうものは、インパクトのある味のものに比べると、
逆にたくさん食べる(飲む)ことができて、
「いつ食べても飽きない味」につながるのかもしれません。
そんなことを、香港スープを作るようになってから、
知ったような気がします。
にほんブログ村
最初に口に入れたときのインパクトが大事ですよね。
グルメ番組なんかでも、まず一口食べたときに「おいしい~!」
とコメントが出るのがお決まりですし。
でも・・・
香港スープ、とくに家庭で作るスープは、必ずしも一口目で
「おいしい~!」と感じるわけではないという気がします。
作りたてのスープの場合、
一口目・・あれ?ちょっと味が薄かったかな、と思うことがしばしば。
でも、二口、三口・・と飲んでいき・・
さらさらしたスープが舌の表面の細胞の隅々まで、
そして口の中のあらゆる場所に行き渡った頃に、はじめて
「あ~、これ、おいしい!」
となるような気がします。
でも、そのあとは、なぜか手が止まらなくなります。
「あ~、おいしい、おいしい」とレンゲを口に続けて運んでいき、
しまいには、おかわりすらしたくなります。
レストランで出すスープやその他の料理は、こんなほんわかした
味では、お客さんの味覚にインパクトを与えることはできない
でしょうね。
だから、もっとはっきりした味のものが必要なのでしょう。
ファストフードのような店なら、なおさらです。
一口食べて(飲んで)それがぼんやりした味だったら、
「この店、だめ」となってしまう可能性すらあります。
というわけで、これまでは、料理は最初に食べたときに、
その「おいしさ」を判断するべきもの、というのが、
あたりまえのことだと思っていたのですが、
(というよりそれすら意識したこともなかったかもしれません)
必ずしもそればかりではないと思うようになりました。
一口目でインパクトがある味というのも、もちろん食べる
楽しみにつながるすばらしいものだと思います。
でも、一口目では、ぱっとはわからないくらいの穏やかな味、
飲めば飲むほど滋味を感じるもの・・
そういうものは、インパクトのある味のものに比べると、
逆にたくさん食べる(飲む)ことができて、
「いつ食べても飽きない味」につながるのかもしれません。
そんなことを、香港スープを作るようになってから、
知ったような気がします。
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by chaboka
| 2010-03-27 22:38
| 香港スープって?